阿倍野区ガラス屋 ガラス修理や交換

防犯効果のあるガラスとは

窓の防犯性を上げるには、防犯フィルムを貼る、面格子を設置する、補助錠を取り付けるなどがありますが、一番のおすすめはガラスそのものを防犯性の高い製品に取り替えることです。

防犯ガラスは2枚のガラスの間に樹脂の中間膜を挟んで圧着加工したもので、耐貫通性が高いため強い衝撃を受けてガラスが割れても穴が開きにくい性質を持っています。

AGC、日本板硝子、セントラル硝子といったガラスメーカーから各シリーズが発売されており、防犯グレードは４つに分かれます。

低価格な防犯ガラスは通常のガラスに比べると穴が開きにくいですが、ハンマーやバールといった道具による強力な攻撃を受けると比較的簡単に穴が開きます。

メリットは高グレードな製品と比べると値段が安く、防犯性に優れていることを示すCPマークによる視覚的な防犯アピールが可能という点です。

高価格で高グレードな防犯ガラスではバイクの部品や道路の防音壁などに使われる強化樹脂が中間膜に採用されており、店舗などで使用できるほどの防犯性を持っています。

防犯性のあるガラスと間違えやすいものでは、強化ガラスと網入りガラスがあります。

強化ガラスは安全ガラスとも呼ばれており、切り出したガラスに熱処理を加えて急激に冷やして制作されています。

普通の透明なフロートガラスに比べると衝撃には強いですが、割れると破片が粒状となって全体が割れ落ちます。

また、網入りガラスはワイヤーが入っているため防犯効果があるように思えますが、ワイヤー自体はカッターなどで簡単に切断することができますし、ワイヤーが入っていることによってガラスを破壊した時に音が目立ちにくくなってしまうのです。